共立女子大学インタビュー③
こんにちは!共立女子大学です!
私たちは今、トビバコ2年間の活動をまとめた冊子を作成中です。
それにあたり、企画者の方々にインタビューしています!
今回は私たち共立女子大学のメンバーにインタビューです!
3人目は、場を和やかにしてくれる素直で無邪気な石田麻乃さんにインタビューをしました!
担当は伊澤です。
──まずは、建築学科に入った理由を教えてください。
10歳の時、注文自宅を建てた際に設計を担当してくださった一人の女性社員の苗字が「浅野さん」で、親近感から憧れを抱き私も浅野さんみたいになりたいと考え建築を学びたいと考えました! また、高校生の頃、高尾サクラシティに新しい建物が次々と建ち、まち並みが綺麗になっていくところを実際に見て、まちづくりに興味を持ちました。 (共立女子大学の建築学科は、建築・インテリア・まちづくりの3分野に分かれますが、石田さんはまちづくり分野を専攻しています。)
──では、幼い頃から建築を学びたいと思っていたということでしょうか。
そうですね。小学生の頃の夢は、自分の住む家を自分で設計することです!
──また、まちが好きということですが、私は豊かな自然に恵まれた、広大でのびのびとしたまち並みが好きです。石田さんはどのようなまちが好きですか。
フランス・パリのような優雅で洗練されたまちももちろん好きですが、日本の下町のような、家が入り組んでいて、生活感溢れる路地があるまちが好きです。人々の日常が感じられ、歴史や文化が自然に息づいているところが魅力的だと感じます。
──では、私たちが所属する建築計画研究室に入った理由を教えてください。
大学でまちづくりを学ぶ中で、特に地域のコミュニティに関わることに興味を持ちました。地域の人々と協力してまちづくりを行い、コミュニティを活性化させることに貢献できるという点に魅力を感じ、建築計画研究室を選びました。実践的な活動を通して、まちの課題に向き合いながら具体的な解決策を模索する日々がとても刺激的です。
──実際にどのような思いでゼミの研究をしていますか。
ゼミでは、実際にフィールドワークなどを通して学ぶことが多く、毎日がとても充実しています。地域の方々との交流を通じて新しい発見があり、また自分自身の成長を感じる機会も多いです。学んだことを活かして、地域に役立つ建築やまちづくりを形にしていきたいと思っています。
──将来については何か考えていますか。
今は建築業界に特化した就活支援のインターンに参加していて、そこで感じたのは、建設業界にもっと若い世代が増えることが必要だということです。まだ具体的な将来像は固まっていませんが、今のインターン経験を活かして、若い人たちがこの業界に興味を持ち、活躍できる場を作る手助けをしていきたいと思っています。
──続いてトビバコでの活動についての質問に移ります。トビバコでの印象的なエピソードはありますか。
紙すきのワークショップを行っていた時、事前に申し込みをしていなかった人たちが飛び入りで参加してくれたことがありました。その時、「トビバコって、本当にふらっと立ち寄れる居場所なんだな」と実感しました。特に、初めて会った子どもたちが一緒に楽しそうにペットボトルを振っている姿が印象的でした。トビバコは子どもたちにとっても、新しい友達ができる場所になっているんだと感じました。
──気軽にふらっと立ち寄れる場所になっているトビバコはとても魅力的ですよね。では、トビバコは無料で利用することができますが、有料になっても利用しますか。
無料で利用できることが、トビバコの魅力のひとつだと思います。自由に立ち寄れることで、誰でも気軽に参加できるし、敷居が低いことで多くの人に開かれた場所になっています。有料になるとその気軽さが失われてしまう可能性があるので、できれば無料のままであってほしいですね。
──ではあらためて、トビバコをどのような場所だと思っていますか。
トビバコは、地域の人々が気軽に集まれる「居場所」だと思っています。子どもから大人まで、誰でも自由に過ごせる空間であり、地域のつながりを感じられる温かい場所です。
──空き家の利活用についてはどのように思っていますか。
空き家がコミュニティの居場所として再活用されることで、地域に貢献できる点がとても魅力的です。何も使われていない場所が、新たな価値を持って人々をつなぐ場に生まれ変わるというのは、まちづくりの視点から見ても非常に意義のあることだと感じています。
──今後はどのような活動を考えていますか。
今後は、子どもたちだけでなく、お年寄りの方も一緒に楽しめるような企画をしてみたいです。世代を超えた交流の場を作ることができれば、地域の一体感がより深まると思いますし、トビバコがさらに多くの人にとって大切な場所になるのではないかと考えています。
──さいごに、トビバコという場所が今後どのようになってほしいと考えますか。
これからも変わらず、地域の人たちにとっての温かい居場所であり続けてほしいです。企画者同士の交流やコラボレーションが増えれば、さらに多彩で魅力的な活動が生まれると感じています。もっと多くの人にトビバコを知ってもらい、利用してもらえたら嬉しいです。
──
【編集後記】
石田とは、3年生でゼミナール活動を共に行うようになってから関わりを持ちました。同じ建築学科でありながら建築を学ぼうと思った経緯を初めて聞き、とても素敵なエピソードだと感じました。聞いたことのない内容ばかりで、今回のインタビューでさらに石田自身を知ることができました。また、私自身も今後、トビバコで世代を超えた交流の場を作りたいと考えていたので、石田含め共立女子大学のメンバーで新たな企画をこれから考えていきたいと思います!